お彼岸の中日で秋分の日
今日は秋分の日ですが、秋本番?のような気温で涼しく、雨が降らなきゃちょうど良い日でした。
ご近所にある墓地には、遠方(都内?)から墓参りに訪れているようで、昼間はお経をあげる声が聞こえる。
こんな風景を見るたび、私は何気に墓終いという言葉を思い浮かべる。
昨今のお墓事情とは、参る人も減り、後を継ぐ若者がいないという。
また、子世帯が遠方なので、永代供養になっている墓も多いらしい。
そう言われてみれば、都営墓地の多くは一代限りのものが増え、樹木葬も増えているという。
アラカン世代になると、どうしてもお見送りする回数が増えてくる。
そうすると、耳に聞こえてくるのは永代供養と誰が後を引く継ぐかという話題だ。
その際、多くの人は相続問題に頭を抱えている。
ウチはね、父親の葬儀を高2で経験し、異母兄弟姉妹がいて…揉めましたよ。
当時、未成年は私だけで、異母兄と私に相続権があるという。
但し、12年前に離婚が成立し、慰謝料と養育費を払ったそうで、それらが相殺されるのだという。
それ、大人たちが納得すると思いますか⁉
一番怖いのがうちの婆たちですが、それと同様に異母姉に呪われそうな勢いで、私は睨まれましたよ。
人間の一番醜い姿を見ました。
また、相続には相続税というものがあり、およそ1/3近くが税金に消えます。
この時、税金って怖いな、無条件で奪われるんだな…と思いました。
そして、父親の遺骨も異母兄弟姉妹に持っていかれ、婆のせいで墓参りは許されていません。
もう、本当こんな話ばかりです。
父は、離婚が成立し、支払った慰謝料と養育費で、異母兄とその妹は大学へ進学して、留学までしています。
もちろん、私のために父が用意した、大学への進学資金は、異母姉によって奪われ、父の墓の資金へと消えました。
これも婆たちのせいで、大学進学の道は失ったのです。
なので、就職祝いに自動車学校の入学費を出してもらいましたが…約35万円です。
秋のお彼岸が来ると、いつもそのことを思い出す。
墓終い…参るもののいない墓は荒れる。
家も住む者がいなくなれば荒れる。
人の手が入らねば、家も墓も朽ち果てる。
そんなことに思いを馳せる、秋のお彼岸だけど、おはぎは父も好物でした。
春のお彼岸は牡丹餅で、秋のお彼岸がおはぎと教えてくれたのも父親でした。
私は、こしあんより粒あんが好きですね。
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