ぱせりのお部屋

日常の愚痴や感じたこと、何気なく思ったことなどを徒然に書き込みます。

瓊瓊杵尊って何奴⁉

ニニギノミコトは、天孫の一柱で、天照大神の孫とされる人物。


葦原中国を治めよと命ぜられ、先にアメノワカヒコとアメノホヒの二人が天下り、その後、タケミカヅチが平定し、そこへ天下ったのが瓊瓊杵尊と伝えられている。


まあ、葦原中国ってどこやねん…って普通に思う。


諸説あるらしいが、私は最近よく耳にする阿波国を有力視している。


ヘンな話、畿内に都をおったてるなら、大陸寄りにある九州だけじゃなく、四国にも何かあると思うからだ。


古事記によると、タケミカヅチが大国主より、譲り受けたとされるのが葦原中国だからだ。


じゃあ、出雲の国譲りは、本当はどこで合った話なのか…と考えた時、日本海側ではイメージがわいてこないし、そもそも出雲大社は、本来は京都亀岡にある大社の事を指すので、島根の出雲(杵築大社)ではないことがわかる。


それは、20代の頃に京都在住だったので、聞いて知っていた。


では、記紀に登場するイズモはどこにある⁉


そう、なぜか橿原神宮を始めとする、元宮が集中するのが徳島(阿波)だった。


それを知ったのは、熊野古道が世界遺産に登録されたころで、神武東征物語の舞台は…九州の日向からではなく、阿波から始まったのかと。


でも、まだよくわからないので、世間が注目し始めれば、謎が解けると思い、時期を待つことにした。


そんな時、忘れかけていた徐福伝説が、この物語に関係していると知る。


まさかの徐福は、瓊瓊杵尊かもしれない。


はあ、一回目の来日で、イズモを乗っ取ったやつね。


でも、一回目は失敗に終わって、二度三度と挑戦し、最後は自分の孫にその遺志を継がせる。


だから、三回も来日して、最後はこの国で骨を埋めた。


なるほど、それで徐福の墓とされるものが、新宮市の徐福公園にあるのか。


たぶん、その墓と言われるものって、徐福御一行様の一部が住み着いて、後世に伝わったものだと思うので、一族の誰かだとは思う。


そりゃ、三回も来てりゃ、一族の人は彼方此方に分散しただろうし、長老とか族長級の誰かいたと思うので、徐福の痕跡を残したんだろうね。


それが、いわゆる秦氏なんだろう。


さて、日本と韓国を行ったり来たりした、歴史上の有名人がいるが、その人物がまさかの徐福だという人がいる。


まあ、確かに言われてみれば、そうとも取れるんだが…その人物というか、神様って…天皇家の祖神と深くかかわる。


そう、記紀においては、三貴神の一柱で素戔嗚尊だというのである。


へえ、確かに一人だけ毛色が異なるし、むりくり三貴神に入れてるっぽいので、兄弟神とは考えにくいなあとは思っていた。


しかも月読命と同一視されることも多いし、謎が多い。


それに月と太陽は対になるが、星はまた別の信仰だ。


星と言えば、妙見信仰で、北斗星(太一)天帝を意味する。


そこら辺を探ると、ごちゃごちゃとややこしいので割愛にして言えば…道教という事だ。


その思想を持ち込んだのは秦氏で…やっぱり徐福御一行様となる。


そして、その痕跡があるのが、紀国一宮の一つ伊太祁曽神社だ。


めぐり巡って、伊太祁曽神社に辿り着いた。


ココの由緒書きにも、きっちりと韓国から来て、植樹したよとあるんだよね。


しかも、元々鎮座していたのは、名草戸畔の治める名草邑の中だったという。


名草戸畔というのは女首長で、神武東征で討伐される人物だ。


なぜ、狭野(神武天皇)によって討伐された、名草邑に祀られているのだろうか…と不思議に思うが、祀られている祭神は素戔嗚尊の子、五十猛命(大年神)だという。


大年神(イソタケル)って、確か大国主命の孫だった気がするのだが、その子が天村雲というらしい。


この村雲が、橿原宮で即位した神武天皇その人だという。


確かにそうなると、スサノオが徐福であれば、その孫にあたる人物が初代天皇という事になる。


そりゃ、記紀には記載できませんなあ。


でも、個人的に調べていくと…五十猛命が大年神なら、村雲まで繋がるんだよなあ。


ちなみに、伊太祁曽神社は、紀ノ川の上流にある山東に移設されている。


そう、山東って中国にも同じ地名があるよね。


あと、伊太祁曽神社があった場所には、日前・国懸神宮が置かれた。


二社が祀られる珍しい神社だが、御神体は鏡で、八咫鏡の前に作られたものらしい。


ここ重要で、おまけに元伊勢の一つに数えられるのだ。


今は違うけど、ココの宮司は南方といい、タケミナカタの子孫と言われている。


タケミナカタと言えば、長野の諏訪大社だ。


長野の諏訪大社も三重の伊勢神宮とかかわりが深いが、どちらも古代ユダヤと関係あると言われているよね。


やっぱ、徐福か…と、ため息が出た。